相談室 one life
計画相談支援
相談室とは
障害者総合支援法における計画相談支援は、障害のある方が適切な福祉サービスを利用し、自立した日常生活や社会生活を営むための支援を行う制度です。
計画相談支援の主な内容:
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サービス利用支援:
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障害福祉サービスの利用申請を行った障害者や障害児の保護者に対し、サービス等利用計画案を作成します。
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支給決定後、サービス提供事業者との連絡調整を行い、サービス等利用計画を策定します。
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継続サービス利用支援:
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定期的にサービスの利用状況を検証し、必要に応じてサービス等利用計画の見直しを行います。
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新たな支給決定や変更が必要と認められる場合、申請の勧奨を行います。
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計画相談支援の目的:
計画相談支援は、障害者が適切なサービスを受けられるよう、個々の状況やニーズに合わせた計画を策定し、サービス提供事業者との連携を図ることで、生活の質の向上を目指しています。
法的根拠:
障害者総合支援法第5条第22項および第23項において、計画相談支援の内容や目的が規定されています。
計画相談支援は、障害者が自立した生活を送るための重要な支援策であり、適切なサービス利用をサポートする役割を担っています。
ご利用までの流れ
計画相談支援を利用するための手続きは、以下の流れで進みます。
1. 市区町村への支給申請
- まず、お住まいの市区町村の障害福祉担当窓口にて、障害福祉サービスの利用申請を行います。
2. サービス等利用計画案の作成依頼
- 市区町村から「サービス等利用計画案」の提出依頼を受けます。
3. 特定相談支援事業所との契約
- 指定特定相談支援事業所を選択し、契約を結びます。
4. アセスメントの実施
- 相談支援専門員が利用者の生活状況や希望を詳しく聞き取り、アセスメントを行います。
5. サービス等利用計画案の作成
- アセスメント結果を基に、相談支援専門員が「サービス等利用計画案」を作成します。
6. 市区町村への計画案提出
- 作成した計画案を市区町村に提出し、支給決定を待ちます。
7. 支給決定と受給者証の交付
- 市区町村が支給決定を行い、受給者証が交付されます。
8. サービス等利用計画の確定
- 支給決定内容を踏まえ、最終的な「サービス等利用計画」を確定します。
9. サービス提供事業所との契約
- 計画に基づき、各サービス提供事業所と契約を結びます。
10. サービス利用開始とモニタリング
- サービスの利用を開始し、定期的に相談支援専門員がモニタリングを行い、必要に応じて計画の見直しを行います。
このような手順で、計画相談支援を通じて適切な障害福祉サービスの利用が可能となります。